お施主様割引キャンペーン バナー2
天窓のデメリットを抑える使い方OGP

暑い! 結露する! 天窓のデメリットを抑える上手な使い方とは


天窓について、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?


天窓のある住宅に住んでいない方は、空や星が見え、開放感のある生活がイメージできるのではないでしょうか。一方、天窓のある住宅に住んでいる方は、「暑い」、「結露する」、「雨漏りした」など、ネガティブな印象を持たれる方が多いかと思います。

このようなイメージの違いは、天窓が持つデメリットが関係しています。


新築住宅やリフォームで天窓を検討している方に、気持ちよく使うための、天窓のデメリットとその対処法をご紹介します。


目次[非表示]

  1. 1.天窓で自然光を取り込み、開放感のある住まい
  2. 2. 天窓設置によるデメリット
  3. 3. デメリットを解決するための方法
    1. 3.1.太陽の直射光による暑さの対処法
    2. 3.2.天窓自体の暑さ・結露の対処法
    3. 3.3.雨漏りの対処法
  4. 4. まとめ



天窓で自然光を取り込み、開放感のある住まい


天窓は、トップライトとも呼ばれる、部屋の天井に設置される窓のことです。


天窓をつける最も大きな理由は、部屋に自然光をたくさん取り込めることです。

その理由は、その名の通り、天空の方向に設置する窓であり、遮るものがないことが大きな理由です。

都市部などの住宅が密集した地域では、隣家によって日が当たらなくなったり、外からの目線が気になりカーテンを閉めて暗くなってしまいますが、天窓にはその心配がほとんどありません。


環境や状況に合わせて天窓を設置できれば、太陽光の差し込む開放感のある住まいを得られるのです。


天窓についての基本情報はこちらの記事をご参考ください。

>>関連記事『天窓(てんまど)とは?メリットや価格感、効果的な利用法までを解説』



 天窓設置によるデメリット

暑さによる天窓のデメリット

天窓の設置によるデメリットが重大な住宅トラブルになりことも多くあります。よく聞く天窓のデメリットについて考えてみましょう。


デメリットの一つとして、「暑い」ということが挙げられます。


実はこの「暑い」でも、

1. 天窓から太陽光が直接差し込むことにより暑い

2. 天窓自体が温まって部屋自体の気温が上昇していて暑い

という理由がありますが、この2つでは原因が異なるために解決策も異なります。


また、天窓は「結露する」ということもよく聞きます。前述の「暑い」というデメリットの②と「結露」は、非常に密接な関係があります。


そして、長く住み続けなければならない家の寿命を縮めたり、カビの発生も引き起こしかねない「雨漏り」というデメリットもあります。


それぞれのデメリットを解決すための方法をご説明します。



 デメリットを解決するための方法

天窓のデメリットの画像2


太陽の直射光による暑さの対処法

天窓からの太陽の直射光を回避する方法は2つあります。


1つめの方法は、天窓の設置する位置を工夫することです。

太陽の動きに関する知識として、

・太陽は、東から昇って、南の空を通り、西の空に沈む

・冬は太陽高度が低く、夏は太陽高度が高い

ということはご存じでしょう。この考え方から、『北側に向いている屋根に設置すれば問題ない』という考え方がありますが、それだけでは不十分です。


関東地方において、最も太陽の角度が高くなる南中時の太陽高度は、冬場は約30°ですが、夏場では約75°にもなります。北側に向いた屋根の勾配が太陽高度と同じ程度となることで冬場には直射光は入らなくても、夏場では直射光が入ってしまいます。

そのため、この方法だけでは、夏場の直射校による暑さを解決できません。

夏場の直射光を遮る工夫としては、天窓から天井面までの距離を離すことがあげられます。この工夫によって、太陽の直射光が壁にぶつかるようになり、暑さが和らぎます。

しかし、この方法では冬場に得られる光も減ってしまいますので、少しもったいない気がします。


2つめの方法は、遮光用のブラインドやロールスクリーンをつけることです。

自分で開け閉めを調節することで、光が欲しいときは取り入れ、いらない時は遮光ことができます。

光を調節できるのであれば、南側の屋根への設置も効果的です。冬場の光を多く取り込めるようにすることで暖かくなり、快適性だけでなく、暖房費の面からみても経済的になります。

>>関連記事『天窓からの光を和らげるカーテン・ブラインドの効果と選び方』


天窓自体の暑さ・結露の対処法

 少し前まで、天窓に限らず、普通の窓も冬場は近くによると非常に冷たくありませんでしたか?


昔の窓と今の窓の冷たさの違いは、窓の断熱性能です。

最近では断熱性能が大きく向上した「断熱窓」や「ペアガラス」といわれる製品が一般的になり、屋外の冷たさや暑さが伝わりにくくなっています。

また、断熱性能の高い窓では、結露も起こりにくくなっています。結露とは、暖房で温まった空気が冷たい窓で冷やされることで生じる現象だからです。

天窓を設置する際は、断熱性能の高い製品を選ぶと良いでしょう。


雨漏りの対処法

雨漏りの原因は、設置に不備がある場合と、天窓周辺部材の老朽化した場合の2つがあります。


家を作る側の工務店やリフォーム業者からも、天窓の取付けは難しい、とよくお聞きます。

取付け経験が少ない方では、設置に不備が生じることもありますので、天窓を作りたがらなかったり、一部のハウスメーカーでは、そもそも天窓が仕様にないこともあります。

天窓の設置を検討されている考えている方は、取付け時の不備をなくすために、天窓採用実績の多い工務店を探すと良いでしょう。


天窓には、開け閉めできないFix窓と開閉できる窓がありますが、開閉できる窓の方が部品が多く、劣化しやすくなるため、雨漏りもしやすくなります。

また天窓は、通常の窓よりも雨や風を直接受けるため使用環境が厳しくなります。そのため一定期間でメンテナンスや部品交換を推奨している場合がとんどです。


天窓に限ったことではありませんが、長く住み続ける家ですので、家をつくられた工務店の方に相談して、定期的に点検やメンテナンスを行ってください。


天窓のリフォームについてはこちらの記事をご参考ください。

>>関連記事『天窓のリフォームにはいくらかかる? 主な工事内容と費用相場を解説』



 まとめ


天窓は、使う前の期待感も大きく、生活空間に近いことろに設置されるケースが多いため、ほかの住宅建材よりもデメリットが目立ちやすくなります。

しかし、自然光を住宅に取り入れるもっともすぐれた部材であり、デメリットを抑えることで、生活をより快適にすることができます。


マイホームをご検討の際は、立地や間取りのことを踏まえて部屋の明るさについても考えてみてください。


鋼鈑商事株式会社 建材事業部

鋼鈑商事株式会社 建材事業部

鋼鈑商事株式会社 建材事業部では、「どこでも光窓」や駐輪場などの建築資材、太陽光発電などの設備に加え、植物工場などの新規事業にも取り組んでいます。

鋼鈑商事では、住まいの日当たりや自然光による明るさを改善するための光ダクト採光システム「どこでも光窓」を提供しています。新築やリフォームをお考えで、日当たりについてお悩みがある方は、まずはお気軽に無料パンフレットをご請求ください。

どこでも光窓 資料請求のバナー
光ダクトの仕組みを説明するバナー

問い合わせフォーム

お住まいのご自宅に関する お問い合わせはこちらへ

設計・建築関係の業務に関する お問い合わせの方はこちらへ

どこでも光窓 資料請求のバナー2
導入提案サービス バナー1
お施主様割引キャンペーン バナー
光ダクトのご見学 バナー
どこでも光窓に関するよくあるご質問 バナー

連載企画

丸谷博男「光のエッセイ」バナー2

建築と光についての丸谷博男氏のコラム

 

 

光ダクト実邸建築計画バナー

光ダクト導入住宅のコンセプトから完成まで

 

 

光ダクトの活用ノウハウ バナー画像

光ダクトに関するあれこれをご紹介

 

 

カテゴリ一覧

タグ一覧

関連リンク

お問い合わせフォームへ

お住まいのご自宅に関するお問い合わせはこちらへ

設計・建築関係の業務に関するお問い合わせの方はこちらへ