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窓の水滴でもう悩まない! 冬場に生じる結露の原因と対策をご説明します

寒くなる時期、窓の結露にお悩みではないでしょうか?


冬場の結露は部屋の内側で生じることが多く、窓の周辺が結露による水滴でぬれたり、お部屋全体の湿度が下がって乾燥したりと、人や家に悪影響を及ぼしてしまいます。


結露が生じる原因を知ることで、最小限の費用で対策できます。冬場に窓で生じる結露について、原因と対策をご説明します。


目次[非表示]

  1. 1.結露を防ぎ、人と家にやさしく快適に!
  2. 2.窓の結露が生じる原因とは?
    1. 2.1.結露の元は空気中の水分、温度差が結露の原因
    2. 2.2.屋外の温度で窓やサッシが冷やされる
    3. 2.3.室内の暖かい空気が窓で冷やされて結露する
  3. 3.窓の結露を防ぐ4つの対策とは?
    1. 3.1.窓を中性洗剤で拭く
    2. 3.2.窓に向けて扇風機で風を流す
    3. 3.3.窓に断熱材を貼る
    4. 3.4.窓をリフォームする
  4. 4.まとめ



結露を防ぎ、人と家にやさしく快適に!

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室内における窓の結露は、気温が下がる冬場に生じます。


窓の結露が生じると、室内の湿度が下がり、室内を乾燥させてしまいます。室内が乾燥してしまうと、住む人の健康にもよくありませんし、木材が反って変形してしまうなど、住宅にとってもよくありません。


日本では、冬場の湿度が低いため、加湿器を用いて室内の湿度を保っている家庭も多いと思います。せっかく加湿しても、結露によって水滴になってしまうと、加湿した空気が無駄になってしまいます。


逆に結露が発生している周辺では、結露水で窓枠や壁、床などの木が濡れた状態を続けてしまうと、カビが生えたり、腐食したりと、住宅へ悪影響を及ぼしてしまいます。室内が乾燥しているのに、一部ではカビが生えてしまうという、非常に厳しい状態になってしまうことも・・・。


結露を抑え、室内の湿度を良好な状態に保てば、人にも住宅にも良い、快適な住まいになります。そのために、まずは窓の結露を防ぐ方法についてお教えします。



窓の結露が生じる原因とは?


窓の結露はどのような仕組みで生じるのでしょうか。

窓に結露を抑えるためには、結露が生じる原因について知っておく必要があります。


結露の元は空気中の水分、温度差が結露の原因

結露の元になるのは、室内の空気中の水分です。


「湿度〇〇%」といった表示は、空気中に水蒸気として含有できる水分量の割合を表しています。100%を超えた分は、水滴や水になってしまいます。この水滴や水が結露の元になります。


冬場で、「湿度40%」というと、まだまだ空気中にたくさんの水分を含めそうで、結露するまでには余裕があるように聞こえますが、この湿度という単位は温度に大きく影響を受けます。

同じ水分量を含んだ空気でも、温度が高いときは湿度が低く、逆に温度が低いときは湿度が高くなってしまいます。それは、空気の温度により、含有できる水分量が変わるためです。


室内に温度差が生じることが、結露が発生する原因となっています。次に室内に温度を生じる具体的な個所について説明します。


屋外の温度で窓やサッシが冷やされる

家の中で最も屋外の温度が室内に伝わりやすい箇所は、窓です。


窓は、光や空気を取り込む目的で作られているため、家の中で屋外とつながる最も大きな、穴(開口部)です。家の床下は、コンクリートで基礎が作られていますし、地面の温度は空気中ほど下がりません。また、壁や屋根は、断熱材などによって熱を伝えにくくする構造となっています。


窓は、壁に開けた穴にサッシと窓ガラスで塞ぐことで作られます。サッシは取付ける仕組み上、複雑な構造をつくれませんし、ガラスも重量などの関係であまり厚くできません。そのため、サッシと窓ガラスともに屋外の熱を伝えやすくなってしまっています。


サッシ、または、窓ガラスが室内の温度を冷やしてしまう箇所となります。


室内の暖かい空気が窓で冷やされて結露する

おうちによっては、室内の空気が「暖かい」というと違和感があるかもしれませんが、気温が1桁あるいはそれ以下の屋外と比べると、十分に暖かい空気になります。


サッシや窓ガラスに暖かい空気が触れることで、空気の温度が下がり、局所的に湿度が高くなり、100%を超えた分の水蒸気が水滴になってしまいます。水滴の量が増えていくことで、目に見えるほどの水滴となり、結露が生じてしまうのです。



窓の結露を防ぐ4つの対策とは?

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冬場の窓の結露を防ぐ対策方法は、次の4つがあります。それぞれについてご説明します。


窓を中性洗剤で拭く

いくつかのウエブサイトでも紹介されている方法で、水蒸気が水滴となることを抑制する対策法です。


方法は、水で薄めた中性洗剤で濡らした布などで、室内側の窓を拭くだけ、と非常に簡単です。注意点としては、酸性やアルカリ性ではなく中性の洗剤を使うことと、洗剤はできるだけ薄めること、です。


窓で冷やされた空気中の水分が増えてくると水滴となりますが、窓表面で水滴となるのを抑制する効果があるようです。しかし、冷やされて湿度が高くなった空気はありますし、その空気がその場にあれば、窓以外の場所で結露したりする可能性もあります。


次にご紹介するような、室内の空気を循環させるような方法と合わせると、より効果的になります。


窓に向けて扇風機で風を流す

扇風機に限らず、温度が下がった空気を散らすことで、水蒸気が水滴となることを抑制する対策法です。


この方法も、非常に簡単です。扇風機やサーキュレーターなど風を流すような装置を用いて窓周辺に風を流します。風量は温度差にもよりますが、非常に緩やかな微風で十分です。


この方法を使うと、窓周辺の冷やされた空気が室内に拡散して室内温度が均一に近くなり、温度差が生じにくくなるため結露も起こりにくくなります。


結露する窓が多い場合は困難であることと、風が流れていると室温以上に寒く感じてしまうといった問題があります。


窓に断熱材を貼る

結露対策よりも、室内と窓の温度差を減らすことによる対策法です。


断熱材は荷物などを梱包する際によくつかわれるものが最も簡単に手に入りますが、専用の窓用断熱シートなどもホームセンターにあります。方法は窓ガラスに貼るだけです。


室内の断熱効果が非常に高く、室内が冷えることを防ぐ効果はあります。窓と断熱材をきれいに貼ると、窓に湿気が入りにくくなり結露も抑えられるようです。ですが、きれいに貼れない場合には窓と断熱材の間に結露を生じてしまいます。


あくまで、簡易的な断熱対策としては十分に効果はあります。


窓をリフォームする

多少費用が掛かってしまいますが、もっとも効果的な方法です。


最近では、断熱性能が非常に高くて屋外の温度を伝えにくい、高性能な窓が標準的になりつつあります。サッシはアルミにプラスチックフィルムをコーティングした金属製のものや、金属をほとんど使っていない樹脂製のもの、あるいはデザイン性のよい木製のサッシも出てきています。また、窓も2枚のガラスの間に真空やガスを密閉した構造のペアガラスやトリプルガラスといった構造で断熱性を高くしています。


リフォームも費用が高い、もしくは、工事が何日もかかる、と思われているかもしれませんが、最近ではリフォーム方法も簡略化されてきており、1日で終わってしまうような工事もあります。


まだまだ住み続けるような住宅であれば、ほかのリフォーム箇所と一緒に窓についてもリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。



まとめ


冬場に起こる結露の原因は、窓の断熱性と空気の流れの悪さです。


お金をかけずに対策をすることもできますので、結露にお悩みの方はできるところから検討してみてはいかがでしょうか。



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