コンテンツ

Original

湿度が低いのは家の問題!?乾燥の原因と快適なお部屋にする対策とは


加湿器や部屋干しなどで加湿していてもなかなか湿度が上がらずに、お部屋が乾燥してしまうといったことはありませんか?


お部屋の乾燥の原因は、家に問題がある場合があります。


乾燥で体調を崩さず、快適に生活するために、乾燥の原因と対策をご説明します。



対策しないと、乾燥してお部屋がカラカラに!


日本は、夏に温度が高く湿度も高くなり、冬には温度が低く湿度も低くなるという、季節による変化が非常に大きな気候です。地域による差もありますが、関東地方では特にこの傾向が強く、冬場の低湿度による乾燥は生活するうえで大きな問題になります。


お部屋の湿度が低くなり乾燥状態が続くと、のどを痛めてしまったり、インフルエンザや風邪にかかりやすくなってしまいます。

また、室内の乾燥がひどい場合は、床や建具に使われている木材が反ってしまったりと、住宅にってもよくありません。


住む人の健康だけでなく、住み続ける住宅にとっても、お部屋の乾燥を防ぐことはとても重要なことなのです。



お部屋が乾燥する原因とは?


お役立ち情報(乾燥 部屋 原因) 温度と湿度


冬に乾燥する日本の気候

根本的な原因は、屋外と室内の温度差です。


人が生活するうえで、室内の快適な温度は、個人差もありますが20~28℃程度といわれています。冬場の気温は、日中の平均気温でも10℃以下、寒い地方では0℃以下になるところもあります。単純に考えても10℃以上の開きがあります。


ここで、湿度と温度について簡単に説明しますと、空気中に含まれる水分の重量をあらわす絶対湿度は、温度が変わっても変化しません。しかし、空気中に含むことができる水分量に対する相対的な水分量をあらわす相対湿度は、温度によって変化します。これは、温度が高い方が、空気中に含むことができる水分量が増えるためです。


例えば、相対湿度100%の気温5℃の冷たい空気が入ってきても、室内で24℃に暖められられると、相対湿度は約30%までに低下することになります。相対湿度が30%というと、乾燥している印象を受けますよね。


冬場の相対湿度はもっと低くなり、屋外と室内の温度差が広がれば、もっと乾燥してしまします。


屋外空気を常に取り込む 「24時間換気」

暑さよりも寒さに対して対策してきた現在日本の住宅は、室内の温度が寒くならないような高気密・高断熱の構造を取り入れています。室内が寒くなりすぎると、体調を崩したり、室内を暖かく維持するための暖房費が多くなってしまいますので、高気密・高断熱の住宅というのは間違いではありません。


しかし、高気密・高断熱の住宅の問題としてシックハウス症候群という、室内にたまった有害な空気が室外に放出されないということに起因する問題が生じました。そのため現在では、24時間常に一定量の屋外空気を取り込み、換気扇で排気するような空調が設置されています。


この設備のため、乾燥した屋外の空気を常に取り込むので、室内も乾燥してしまうといった問題が生じています。鉄筋コンクリート造のマンションでは、木造の一戸建て住宅と比べて乾燥する傾向が強くなっています。それは、鉄筋コンクリート造は構造的に気密性が高く、また木材などの湿度を調整する素材が少ないためです。


室内で加湿しても、外から乾燥した空気が入ってきていますので、無駄が多いことをしているということになります。

また、空気の流れが悪いところでの過度な加湿は、局所的な結露の原因にもなってしまいます。夜間、加湿したままにしていて、温度が下がった朝方は結露で濡れている、なんてこともよく聞きます。


住みやすい温湿度環境を保つためには、適度な加湿に加えて、住宅の構造やお部屋のインテリアについても見直す必要があります。



お部屋の乾燥を防ぐ3つの対策!


お役立ち情報(乾燥 部屋 原因) 対策


適度な湿度に保つために、加湿とは別に、住宅の構造やお部屋のインテリアに関する対策を3つご紹介します。


調湿できる壁材・観葉植物などを設置

昔の日本の住宅で使われていた、木材や土壁、漆喰、畳、障子など、といった自然の素材は、空気を通し、適度な調湿機能を備えていました。これらを使用するには、住宅自体を変える必要があるため、なかなか取り入れることは難しいですが、簡単に調湿する方法はいくつかあります。


最も簡単な方法が、観葉植物を置くこと、です。植物自体が空気や水分の吸放湿をしますし、根元の土に水を含ませておくことができますので、適度な加湿が可能です。


また、もっと効果的なものは、調湿する壁材を使うことです。最近では、漆喰のように難しい工事が必要なものではなく、簡単に塗装できる塗料や、また調湿する機能をもった壁紙なども製品化されています。また、調湿機能のある素材は、消臭効果があるものもあるので、乾燥だけでなく、より快適なお部屋になります。


ホームセンターなどで探してDIYで取付けたり、工務店の方に相談してみましょう。


暖房器具を変える

最も多く使用されている暖房器具はエアコンですが、乾燥という観点から考えるとあまり適していません。


エアコンは、他の暖房器具と比較しても、空気を急速に暖めることができる点で非常に優れています。しかし、乾燥の原因が空気の温度差ということから、空気だけを温めるとよくありません。また室内の壁や家具が温まっていない状態でエアコンを切ると、24時間換気の空気で急速に冷えてしまいます。


乾燥に対して有効な暖房器具は、熱による輻射で温める石油式暖房器やまきストーブ、オイルヒーターや温水式の暖房器具などです。輻射熱による暖房器具は、周辺の空気も温めますが、それ以上に直接輻射熱によって体が暖かくなります。室温以上に暖かく感じることができますので、エアコンの場合よりも室温を下げることができ、相対湿度も高く維持されます。さらに、壁や床、天井といったお部屋自体もあたたためますので、暖房を切った後でも温まった暖房やお部屋自体で暖かさが維持されます。


石油式暖房器具やまきストーブは、燃焼によって二酸化炭素を生じますので、適度に空気を入れ替えることが必要です。オイルヒーターや温水式の暖房器具は、ある程度の電気代がかかってしまいますが、燃焼を生じませんので安全性の点からお勧めです。


空調設備を見直す

少し大掛かりになりますが、空調設備を見直すといった方法もあります。


多くの住宅は、LDKや寝室に設置する吸気口とキッチンやトイレや浴室などに設置した換気扇から排気する構造となっています。この構造が普及している理由は、コストが最も安いという理由で、暮らしやすさを考えた構造になっていません。


最近少しずつ広がってきた熱交換換気というものがあります。熱交換換気は、室内から排気する空気を使って、吸気口から入った屋外の空気を温めてから、室内に取り込む方法です。排気する空気と吸気した空気は混ざりませんので、空気が汚れる心配はありません。


熱交換換気を使って吸気する量を調整し、室内で循環するように工夫することで、屋外の乾燥した空気を取り入れる量が少なくなります。そのため、加湿した空気が過剰に外へ出ることもありませんので、適度な加湿でも十分に快適な湿度を維持できます。また、空気の循環の際に、空気清浄器を通すことで空気もきれいに保つことができます。


空調の設計が必要になりますので、導入の際はまず詳しい住宅メーカーや設計事務所、設備メーカーの方などに相談しましょう。



まとめ


冬に乾燥してしまう日本の気候で、住宅の湿度を快適に保つには加湿だけでは十分ではありません。


お部屋の乾燥は、空調設備や暖房器具など湿度に影響しているため、乾燥の原因となる住宅の問題を理解してしっかりと対策を行いましょう。





お問い合わせフォームへ

お住まいのご自宅に関する
お問い合わせはこちらへ

設計・建築関係の業務に関する
お問い合わせの方はこちらへ

イベント一覧

現在、実施中のイベントはありません

最新の記事一覧

光ダクトのご見学 バナー

最新のニュース

タグ一覧

関連リンク

お問い合わせフォームへ

お住まいのご自宅に関するお問い合わせはこちらへ

設計・建築関係の業務に関するお問い合わせの方はこちらへ