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日当たりの悪い旗竿地はお得!? 土地代を抑えて明るい住宅を建てる方法


土地の価格が安い旗竿地で新築をお考えの方は必見です。


旗竿地のデメリットの一つである日当たりの悪さは、周辺環境や立地条件にあわせて、住宅の構造や間取りといった設計を工夫することによって解決できます。


日当たりが悪くなるのは嫌だ、と旗竿地購入を迷っている方へ、日当たりのよい家にするための方法をご紹介します。


目次[非表示]

  1. 1.旗竿地とは?メリットとデメリットをご紹介
  2. 2.旗竿地の日当たりが悪い理由とは?
  3. 3.日当たりの悪い旗竿地で明るくする方法は?
    1. 3.1.窓を大きくとる
    2. 3.2.吹き抜けにして多くの窓や天窓をつくる
    3. 3.3.2階リビングにする
    4. 3.4.光ダクトを使う
  4. 4.まとめ



旗竿地とは?メリットとデメリットをご紹介

旗竿地のイメージ画像

「旗竿地(はたざおち)」とは、袋地から延びる細い敷地で公道に接するような土地のことで、竿についた旗のような形であることからそう呼ばれています。「敷延(しきえん)」とも呼ばれています。


旗竿地には、同じ地域の整形地と比べて土地の価格が2~3割程度安いというメリットがありますが、いくつかのデメリットもあります。逆に言えば、デメリットが多いので価格が安いともいえます。


一般的にいわれている旗竿地のメリットとデメリットを簡単にまとめます。

旗竿地のメリット

・土地の価格が安い

・住宅を公道から離せるため、静かな環境になる

・玄関ドアが車道に面していないため、交通の面では安全


旗竿地のデメリット

・建築時や解体時に工事車両が入りにくいなど、工事費用が割高になる

・駐車スペースを取ると、通路が狭くなってしまう

・隣家に囲まれているため、日当たりが悪い


土地が公道に接する長さが2m以下で住宅が建てられない、などは論外ですが、住宅の設計や工事に対してもデメリットとなる制限が多くあります。


ですが、デメリットを認識した上で、自分が住むための住宅を建てる、という目的に対して問題ないようであれば、土地の費用が安いというメリットは非常に魅力的といえます。土地の相場が高い都市部の駅周辺では、特にそのメリットが大きくなります。

旗竿地のデメリットである日当たりの悪さに関しては、住宅の構造や間取り次第で十分に解決できます。

>>旗竿地でも光ダクトにより自然光の木漏れ日ができる注文住宅の事例



旗竿地の日当たりが悪い理由とは?

採光とは?のイメージ画像

まず、旗竿地の日当たりが悪いといわれる理由について説明します。

旗竿地では間口と呼ばれる道路と接している通路以外のほぼすべての面が隣家と接しています。一般的に南側の開けている土地は日当たりが良いといわれますが、旗竿地ではすべての方位が開けていません。

もちろん、隣家の高さや敷地の広さなどによっても条件は変わりますが、隣家で太陽光が遮られる時期や時間が長くなるため、日当たりが悪いというのは間違いではありません。


ですが、日当たりのよさと住宅内のお部屋の明るさは必ずしも一致しません。


日当たりの良い土地でも、窓の作り方を失敗して暗いお部屋になってしまう場合もあります。

窓を小さく作ってしまった、あるいは、大きくしすぎて眩しかったり暑かったりしてカーテンを閉じなければならなくなった、ということはよくあります。

また、プライバシーや防犯上で目隠しやシャッターなどの設備のために、かえって暗くなってしまうこともあります。


ですが、例えば屋外の日陰でも真っ暗ではないように、住宅の日当たりが悪くて窓に直射光が当たらない時間が長くても、明るくする方法はあります。今回は旗竿地で日当たりの悪い土地でも明るい住宅にする方法をお教えします。


日当たりの悪い旗竿地で明るくする方法は?

日当たりの悪い旗竿地でも明るい住宅のイメージ画像

解決方法をいくつかご紹介しますが、しっかりとした設計技術が必要になる方法もあります。

注文住宅であれば、設計事務所や注文住宅を中心に実績のある工務店の担当者の方に相談しましょう。旗竿地や狭小地が得意な設計事務所や工務店もありますので、まずはそういった会社を探してみることをお勧めします。


また、設計事務所や工務店の方に、旗竿地を購入する前に一緒に土地を見てもらうようにすると、専門家ならではの意見をもらうこともできます。あまりないことですが、住宅建築の専門家が買わない方が良い、というのであれば、土地購入を見直してみる方がよいでしょう。


窓を大きくとる

窓の役割は、住宅の中に光を取り込むことです。

旗竿地に限った方法ではありませんが、単純に、窓の面積が大きくなればなるほど、光の取り込む量は多くなります。窓が日陰になっていても、光源のない屋内と比べて屋外ははるかに明るいので、ある程度の光は入ってきています。


ただし大きな窓には、窓を支えるために柱や梁を太くしなければならなことによる費用の増加や、窓が壁と比べて熱を通しやすいことによる住宅の断熱性の低下、さらに、防犯やプライバシーなどの問題も生じてしまいます。

それらの問題も考慮して、窓の大きさを決めなければなりません。


吹き抜けにして多くの窓や天窓をつくる

最近の住宅に多くある、吹き抜けになったリビングを採用する方法です。

おもに開放感があるという理由で用いられていますが、2階層分の窓面積が取れるということによる明るさ向上の効果もあります。旗竿地で隣家が近くて光量が少ない窓でも、多くすることで光量が増えるのです。


さらに、2階建ての住宅であれば、吹き抜けの上部は屋根ですから、天窓を設置することもできます。

天窓は、屋根面につける窓のことで、屋根の直下にある部屋への採光のために使用します。天窓であれば、旗竿地で周囲を隣家で囲まれていても、直射光の遮蔽の影響を受けにくいため、より多くの光を取り込めるのです。


吹き抜けにするデメリットとしては、2階の生活するための床面積が狭くなることです。必要な間取りが確保できる広さの敷地があるので、比較的利用しやすい方法です。

>>関連記事『明るく開放感たっぷりな快適生活? 吹き抜けのデメリットを知っておこう』


2階リビングにする

明るさの欲しいリビングを旗竿地においても、比較的日当たりのよい2階に配置する方法です。

2階は1階よりも高いので、隣家の陰になりにくく、直射光が差し込みやすくなります。

2階建てなら天窓を設置することもできますので、明るさをとるための方法の選択肢はより増えます。


2階リビングのデメリットとしては、高齢者の方などは階段を使うことによる足腰への負担が大きくなること、水回りの不具合時に被害が1階に及んだり、費用が大きくなってしまうことがあげられます。


光ダクトを使う

光ダクトとは、内面が鏡になった管(ダクト)を使い、窓に入る光を窓から離れた部屋まで複数回反射させながら導く建築的な構造です。

光ダクトを使うことで、例えば、「吹き抜けを作らなくても、2階に設置した天窓の光を1階まで伝えて明るくする」といった使い方ができます。


窓面積と同じ程度のダクトスペースが必要になり、吹き抜け同様に2階の居住空間が減ってしまいますが、減少するスペースは吹き抜けよりも圧倒的に小さくできます。


また、まだそれほど知られていない方法ですので、しっかりと工務店の設計の方や設計事務所と相談する必要がありますが、旗竿地においても、明るさを取るための間取りの自由度を大きく広げることができます。

>>関連記事『光ダクトとは? 窓のない部屋に自然光を導く仕組みを事例写真で解説


>>旗竿地でも光ダクトにより自然光の木漏れ日ができる注文住宅の事例



まとめ


メリット・デメリットのある旗竿地ですが、注文住宅を建てようと考えているのであれば、土地代が安いということは非常に魅力的ではないでしょうか。


ご紹介したように、日当たりが良くない旗竿地でも明るくする方法は結構あります。注文住宅を作る設計事務所や工務店であれば、土地に合わせて柔軟に対応できます。


土地代を安くして、その分をより住みやすい住宅に使うことも選択肢の一つではないでしょうか。


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鋼鈑商事株式会社 建材事業部では、「どこでも光窓」や駐輪場などの建築資材、太陽光発電などの設備に加え、植物工場などの新規事業にも取り組んでいます。

鋼鈑商事では、住まいの日当たりや自然光による明るさを改善するための光ダクト採光システム「どこでも光窓」を提供しています。新築やリフォームをお考えで、日当たりについてお悩みがある方は、まずはお気軽に無料パンフレットをご請求ください。

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