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土地の日当たりも気にしない!明るいお部屋をつくる5つの間取りの工夫


注文住宅の土地探しにおいて、日当たりを重視し過ぎていませんか?


日当たりは確かに土地選びの重要なポイントですが、間取りを工夫することで、土地の日当たりが悪くても明るいお部屋を作れるのです。


土地の日当たりと明るさの関係、そして、明るいお部屋を作るための間取りの工夫をご紹介します。


>>「光ダクト」で日当たりの悪い土地で明るい住宅を建てた事例はこちら


目次[非表示]

  1. 1.日当たりの良い土地を求めない、という選択肢
  2. 2.「日当たりが悪い=暗い」ではない
  3. 3.明るいお部屋を作る5つの間取りの工夫
    1. 3.1.間取りの工夫の前提として
    2. 3.2.建物を隣家と離すような平面プランにする
    3. 3.3.上の階を小さくする
    4. 3.4.リビングを上層階に配置する
    5. 3.5.間仕切りを減らして大空間をつなげる
    6. 3.6.吹き抜けをつくる
    7. 3.7.光ダクトをつくる
  4. 4.まとめ



日当たりの良い土地を求めない、という選択肢


日当たりの良い土地を求めない、という選択肢イメージ画像


日当たりの良い土地は、土地代が高くなります。

土地を探した経験のある方は良くご存じかと思いますが、南向き、あるいは南東・南西角地といった方位の関係で日当たりの良いとされる土地は、土地代が高くなる傾向にあります。

日当たりの良い土地は人気があり、高く設定しても売れるからです。


逆に、北向きや旗竿地など、日当たりが悪いとされる土地は、土地代が安くなる傾向にありあす。

土地代が高い首都圏であれば、日当たりの良し悪しで数百万円単位で変わります。


日当たりやお部屋の明るさは、間取りの工夫で解決できる場合が多くあります。

もちろん、周りに建物や樹木などの遮蔽物が全くない土地と比べると、日当たりや明るくできるお部屋には限りがあります。

ですが、住宅街ではそのように常に日当たりを確保できることはほとんどありません。

むしろ、日当たりの良い土地だからと油断して間取りを決め、逆に日当たりが悪くなってしまった、といったケースもあります。


日当たりがあまり良くない土地とわかっていれば、土地に合わせて間取りを工夫し、明るさが必要なお部屋の日当たりを良くできます。


つまり、日当たりの良い土地を求めずに土地代をおさえることで、全体の予算削減や、同じ予算で住宅の質を上げるといったこともできるのです。



「日当たりが悪い=暗い」ではない


「日当たりが悪い=暗い」ではないイメージ画像


全く日が当たらない土地は、基本的にありません。

少なくとも周囲と同じ高さの建物ならば、最上階の日当たりは良くなります。

建築基準法や都市計画法といった法律により、土地に建てることが可能な建物の大きさや高さは規定されています。

さらに、住宅は道路に面した土地にしかたれられませんので、道路側が北向きでない限り、そちらの方角から日が当たるはずです。


そして、お部屋を明るくする光は、日当たりとして言われるような太陽の直射光だけではありません。

直射光がなくても空の散乱光でも十分に明るくなりますし、太陽や空の光が隣家の壁や道路、庭などから反射して入る光もあります。

もちろん、太陽の直射光が直接窓から入ってくる方が光量は大きくなります。ですが、そういった光がなくても暗くはなりません。


なぜなら、室内で必要な明るさは、屋外と比べると非常に低いからです。

屋外において曇りの日で、地面が約10000lxの明るさとされています。

日本工業規格によると、室内の照度は、リビングで200lx、寝室では20lx程度を推奨としていますので、屋外と比べて明るさは50分の1以下しかないことになります。


人間の目は、ある程度以上の明るさなら、目が慣れて暗く感じなくなるようにできています。

全体を均一に明るくすることだできれば、太陽の直射光が入らなくても、お部屋を明るくできます。


太陽の直射光を入れることとお部屋を明るくすることを分けて考えれば、間取りの工夫次第で必要な場所に必要な明るさが得られる住宅になるのです。



明るいお部屋を作る5つの間取りの工夫


明るいお部屋を作る5つの間取りの工夫 イメージ画像


間取りの工夫の前提として

間取りの工夫をご紹介する前に、明るいお部屋を作る上で基本的な考え方を2つご説明します。


1つめは、窓の配置です。

日当たりの良い、もしくは、直射光が入らなくてもひらけた方向に窓を設置することが重要となります。効率良く採光できる窓は、小さくても多くの光を取り込むことが可能です。


2つめは、窓の面積です。屋外はたとえ日陰でも屋内よりも十分に明るいため、窓が大きくして面積を多くとれば、その分取り込める光の量も増えます。


また、大きなお部屋を明るくする場合には、その分窓の面積を大きくしなければなりません。

とくにリビングなどを大きくであれば、お部屋の大きさに見合った窓面積を確保する必要があります。

ここからご紹介する間取りの工夫は、基本的に採光効率の良い窓をつくる、または、窓面積を確保する方法となります。


建物を隣家と離すような平面プランにする

採光効率の良い窓を作るためには、隣家とできるだけ距離を離すことが有効です。

ですが、土地の大きさが決まっていますので、住宅の床面積を確保する必要もあるため、隣家と離すのも困難な場合が多くあります。


そのような場合は、明るさが取れそうな方向を隣家から離し、他方は日当たりを諦めて窓を作らない、という平面プランもあります。

また、四角形だけでなく、コの字形やジグザグのようなプランにすると、隣家との距離が大きくとれる部分ができます。


敷地の周辺状況や明るくしたい時間帯も考慮して、まずは平面プランから日当たりを考えましょう。


上の階を小さくする

上の階に行くほど小さくなるような階段状の構造にすることで、窓を多く作ったり、採光効率の良い窓が作れます。

下階の屋根部分に天窓を設けることで明るくしたり、上階も小さく作ることで隣家との距離を離して明るい窓を作れます。


床面積が減るデメリットもありますが、ルーフバルコニーを作るなどすることで、屋内の部屋とはまた別の方法で活用できます。


リビングを上層階に配置する

先ほどご説明しましたが、高い位置に明るくしたいお部屋を配置すると、その部屋は日当たりは良くできます。リビングや子供部屋がよく配置されています。

3階建て以上ですと玄関から遠くなってしまう、などのデメリットもありますが、日当たりだけでなく、眺望もよくなりますので、住宅密集地ではよく見られる間取りです。

さらに、最上階であれば屋根により採光効率の良い天窓も設置できますので、明るさ的には非常に有効です。


間仕切りを減らして大空間をつなげる

窓から距離が延びるにつれて、窓から入った光が届きにくくなります。床や壁、天井が光を吸収してしまうためです。


部屋に間仕切りや扉が増えるほど、窓の光が部屋奥まで届かなくなり暗くなります。

スキップフロアを利用した間取りが代表的ですが、一つの空間を間仕切らず、多くの面に窓を設けることで、部屋全体を均一に明るくできます。


吹き抜けをつくる

吹き抜けを作ることで、お部屋に対して設置できる窓の面積を増やせます。

通常は、リビングなどの開放感を得るために利用されますが、高さ方向に大きな窓を設けると、明るさに対しても有効です。

高い位置の窓は、採光効率も良く、また屋根に面していれば天窓も利用できます。


光ダクトをつくる

吹き抜けに近い構造ですが、光ダクトをつくるという方法もあります。

採光効率の良い天窓の光を、光ダクトで下階に運びます。

天窓を利用するため、周辺の隣家の影響を受けずに明るくでき、日当たりの悪い1階にも使えます。


光ダクトは鏡の反射を利用することで、光をより効率よく下階まで運びます。

間取りとしては吹き抜けとほぼ同じですが、効率が良いため、吹き抜けほどのスペースを必要とせず、畳半分から一畳くらいで利用可能です。


床面積がそれほど取れず、吹き抜けを作る余裕がないような住宅では効果的です。


>>「光ダクト」で日当たりの悪い土地で明るい住宅を建てた事例はこちら



まとめ


明るいお部屋を作るためには、周辺状況を把握して日当たりの良い位置の窓をつけること、また、できるだけ多くの窓を設置することを心がけることです。

間取りはそれぞれの住宅環境や住み方に応じて変わりますが、日当たりの悪い土地でも、部分的にならば明るいお部屋を作ることも可能です。


日当たりは土地選びの際の重要なポイントですが、住宅の間取りを工夫することで、日当たりの悪い土地でも明るいお部屋が作れることを覚えておきましょう。


>>関連記事『土地をお探しの方必見!日当たりのよい家をつくるための3つの注意点』

>>関連記事『日当たりの悪い旗竿地はお得!?土地代を抑えて明るい住宅を建てる方法』



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