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  • 執筆者の写真鋼鈑商事株式会社 建材事業部

天窓から雨漏りする原因とは? その予防方法と修理費用の相場

更新日:4月4日


天窓の設置を検討中の方のなかには、「雨漏りが心配で設置するか迷っている」「雨漏りの原因が分かっていても修理できない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。


天窓で雨漏りが発生するのには4つの原因があります。

それらを理解し、定期的にチェックすることで雨漏りを予防できます。


そこでこの記事では、天窓から雨漏りする原因と予防方法、発生時の対処法、さらに修理費用の相場についてご紹介します。

 
 

天窓から雨漏りする4つの原因

天窓から雨漏りが発生する原因として主に4つが挙げられます。

①ゴムパッキンの劣化

1つ目の原因は、窓枠周りのゴムパッキンが劣化して雨漏りが発生するケースです。


ゴムパッキンには窓枠から雨や塵などが入るのを防ぐ役割があるため、劣化や破損があると雨漏りにつながります。

ゴムパッキンの劣化が原因の場合、天窓の室内側から雨漏りが起こることが特徴です。


②排水部分のごみの蓄積

2つ目の原因は、落ち葉や土などのごみが排水部分に蓄積し、大雨の排水時に雨漏りするケースです。


排水部分のごみにより雨水がスムーズに排水されなくなるため、屋根裏側に水が漏れ、天井に雨染みができることがあります。


天窓の内側からではなく、天窓周辺の壁から水漏れが起こることが特徴です。

③天窓周りの防水テープ・シートの劣化

3つ目の原因は、天窓の外側に貼られた防水用のテープ・シート材が劣化し、天窓と屋根面の隙間から雨漏れするケースです。

凹凸のある屋根材の場合には、エプロンと呼ばれる防水材を使用することがあります。

エプロンが破損したり、穴が開いたりすることによって、雨漏りにつながるケースもあります。

④経年劣化

4つ目の原因は、住宅そのものの劣化により雨漏りが起こるケースです。

天窓を設置した屋根面と窓枠の間に隙間ができることで天窓周辺の天井まで水漏れが起こることもあります。


天窓の雨漏りを予防する方法

天窓の雨漏りによる被害は定期的なチェックを行うことによって予防できます。

天窓に破損や劣化がないか、動作も含めて定期的に確認しましょう。

また、気になる箇所があれば、工務店や修理会社に相談することも大切です。


【予防1】窓ガラスのひび割れを確認する

強風や豪雨などで飛んでくる物やゴミが天窓に当たり、ガラスがひび割れてしまうことがあります。


ガラスのひび割れによる雨漏りを防ぐために、定期的に天窓の状態を確認することが必要です。

【予防2】動作を確認する

開閉式の天窓は、手動・電動にかかわらず定期的に動作を確認することが大切です。


動作不良や接続部分の劣化があれば、早めに修理することで雨漏りを防ぐことができます。


天窓の雨漏りが発生した場合の対処法

天窓の雨漏りが発生した場合には、プロの修理会社や工務店に依頼するのがベストです。


雨漏りの原因をしっかりと調査したうえで補修もしくは交換などの適切な判断をしてもらえます。

天窓の交換が必要となった場合の費用相場や工事の流れについて知りたい方は、以下の記事もご参照ください。

天窓の雨漏り修理にかかる費用相場

天窓の雨漏り修理にかかる費用は雨漏りの原因によっても異なりますが、一般的な相場は以下のとおりです。

▼天窓の雨漏り修理にかかる費用相場

修理費用

費用相場

内訳

パッキン交換

約2~19万円

  • パッキン交換:2~4万円

  • 足場の組み立て:10~15万円

パッキン+コーキング

約3~20万円

  • パッキン+コーキング:3~5万円

  • 足場の組み立て:10~15万円

天窓周辺の清掃

約3~20万円

  • 天窓周辺の清掃:3~5万円

  • 足場の組み立て:10~15万円

防水シートの交換・エプロン補修

約7~25万円

  • 防水シートの交換・エプロン補修:7~10万円

  • 足場の組み立て:10~15万円

天窓の雨漏り修理は屋根での作業となるため、足場の組み立てが必要になることがあります。

この場合、足場の組み立て料金がかかることも考慮しておかなければなりません。

雨漏りの原因によって修理費用は前後しますが、部品交換や天窓周辺の清掃などの軽度な作業で足場が必要なければ数万円程度で修理が完了することが一般的です。

また、依頼する工務店によっても修理費用や追加でかかる料金などが異なるため、事前に見積もりを取ることで細かい費用を確認できます。

見積もりを取る際には、数千円程度の見積もり料金が別途必要になることもあります。

工務店や修理会社によっては、天窓に関する保証やアフターフォローサービスを実施していることもあります。

長期間の防水保証、定期点検の有無などを事前に確認して工務店や修理会社選びの判断基準にしましょう。

なお、既製品の天窓であれば、雨漏りに対して20年ほどの保証期間が設けられています

工務店や修理会社を比較検討する際は、保証期間やその条件などをあらかじめ確認しておくと安心です。


まとめ

住まいに明るい光を取り込める天窓は、日当たりや風通しをよくしてくれる一方で、雨漏りについての配慮も必要です。

雨漏りを防ぐためには、定期的に破損や劣化がないか確認し、必要に応じてパーツ交換や補修を行うのがベストです。

屋根の上での補修作業は危険が伴うほか、素人目で判断できないこともあるため、気になる点があればプロの修理会社や工務店などに相談することをおすすめします。

雨漏りの保証期間やアフターフォローなどを考慮したうえで、天窓のある快適な住空間をつくりあげてみてはいかがでしょうか。


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