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光ダクトの活用ノウハウ:日当たりシミュレーションで新築時の採光確認!


住宅を新築するうえで、日当たりについて考えることは非常に重要ですが、経験的に判断するしかない、とお考えではないでしょうか?


最近では、日当たりのシミュレーションにより、事前に日当たり良好かどうかを判断できるようになってきています。


今回は、日当たりシミュレーションの意味やシミュレーションするうえで必要な知識などについてご説明します。

また、一般の方でも無料で使える日当たりシミュレーションのフリーソフトもご紹介します。


目次[非表示]

  1. 1.日当たりのシミュレーションが必要なわけとは?
  2. 2.日当たりシミュレーションの考え方と条件
    1. 2.1.日当たりシミュレーションについて
    2. 2.2.日当たりシミュレーションに必要な条件
      1. 2.2.1.対象住宅の窓の位置と高さ
      2. 2.2.2.周辺建物や障害物などの位置と高さ
      3. 2.2.3.緯度経度
      4. 2.2.4.方位
      5. 2.2.5.各季節・時間での太陽高度
  3. 3.無料で入手可能な日当たりシミュレーションソフト
    1. 3.1.『VELUX Daylight Visualizer』
    2. 3.2.『日当り君(住宅性能診断士ホームズ君)』
    3. 3.3.『SketchUp』(試用期間30日)
  4. 4.鋼鈑商事の明るさシミュレーション技術
  5. 5.まとめ



日当たりのシミュレーションが必要なわけとは?


なぜ日当たりシミュレーションが必要か?のイメージ画像


住宅を新築するにあたり、間取りを考えるうえで重要なのが「日当たり」です。


日当たりの良し悪しで、お部屋の居心地が変わってきますし、日中の明るさを維持するための電気照明費や日射熱の取得による暖房費といった電気料金にも影響してきます。

さらに、同じ土地に建てる住宅でも、日当たりをよくしたいお部屋の位置によって、住宅の向きや間取り、階数も変わってきてしまいます。


住宅の日当たりをシミュレーションすることで、住む人にとって最適な住宅に近づくのです。


日当たりの良し悪しは、周辺の建物や立地によって大きく変わります。

同じ間取りでも、窓に面する方向に住宅があるかないか、またその住宅との距離は何メートルか、など、設計する住宅ごとに状況が変わってしまうのです。


最近の工務店や住宅メーカーでは、建築図面だけでなく、完成予定の住宅の3Dモデルを、モニターやVR(ヴァーチャルリアリティ)用のヘッドマウントディスプレーで見せて説明してくれることも増えてきました。


しかし実際には、周辺に建物が全く入っていない建てる住宅だけ場合も多く、日当たりを十分に解析することはほとんどありません。


日当たりに関してしっかりとシミュレーションしなければ、住宅を建てた後に暗く感じ、後悔が残ってしまう、ということにもなりかねません。



日当たりシミュレーションの考え方と条件


日当たりシミュレーションに必要な条件のイメージ画像


では、実際に日当たりのシミュレーションがどのようにして行われているかをご説明します。


日当たりシミュレーションについて

「シミュレーション」というのは、モデルを使った実験を行うことを指します。


シミュレーションでは、事前にシミュレーションのための条件を細かく設定しなければなりません。

間違った条件やあいまいな条件設定では、精度の高い結果を得られませんので、可能な限り正確に設定する必要があります。


日当たりのシミュレーションは、住宅設計時の建築図面から、断面図や平面図を使って模式的に行うことが可能です。従来は、設計の方やハウスメーカーの方が建築図面上で日当たりを確認して説明していました。


最近では、無料の日当たりシミュレーションを行うことが可能なフリーソフトもあります。

多少の知識や技術が必要になりますが、パソコンがあれば、住宅設計の専門的な知識がなくてもシミュレーションが可能です。

建築図面よりも実際により近い3D画像として確認できるので、より具体的にイメージしやすくなります。


後ほどご紹介する無料の日当たりシミュレーションソフトを使用する場合も、シミュレーションするための条件を設定しなければなりませんので、基本となる考え方は知っておく必要があります。


日当たりシミュレーションに必要な条件

日当たりシミュレーションに必要な条件をご説明します。


対象住宅の窓の位置と高さ

日当たりをシミュレーションする段階では、すでに土地が決まり、周辺状況がわかっていて、住宅の大まかな設計が済んでいる場合が多いです。

その場合は、お部屋の中から、日当たりのよさを感じるために必要なのは窓ですので、それぞれのお部屋について、窓の位置と高さで日当たりが良好かどうかを判断することになります。


土地を決める段階、あるいは、土地があって新築住宅の設計をこれからする段階の場合には、地面で日当たりを評価することになります。


周辺建物や障害物などの位置と高さ

日当たりが良いか悪いかを決めるもっとも重要な要素が周辺環境です。

周囲に影になるような建物が全くなければ、日当たりは住宅の方位だけの問題になるからです。


対象住宅と周辺建物の位置情報は、住所による地図検索などでおおよそはわかります。

高さに関しては、目視にて算出する方法が一般的です。

高性能の地図ソフトなどを使用して算出する方法もありますが、樹木などは算出できない場合もあります。


緯度経度

地域によって日の出・日の入り時間が異なることからもわかるように、対象住宅の地域ごとに各季節や時間による太陽高度が変わります。

日当たりシミュレーションをする場合には、緯度経度を設定して太陽の動きを算出する方が、より正確なシミュレーションが可能になります。


緯度経度は、対象住宅の地図から調べることができます。


方位

南向きが日当たり良好とされているように、日当たりを考えるうえで、方位は非常に重要です。

ほぼ南向きとされていても、南東向きに近かったり、南西向きであったりすると、日当たりも大きく変わってきます。

方位は10°刻みくらいまで細かくに把握すると、よりシミュレーションの精度も高くなります。


方位に関しても、インターネット上で大まかに調べることが可能です。

より正確には、土地情報が記載されている書類や建築図面などから算出できます。


各季節・時間での太陽高度

日当たりのシミュレーションソフトを用いる場合には、緯度経度と方位を入力すると自動的に算出されますので必要ありません。


シミュレーションソフトを使わずに平面的に考える場合には、それぞれの時期・時間での太陽高度と向きが必要になります。


太陽の動きについては、下記のサイトから調べることが可能です。


CASIO様 ホームページ内 『Keisan 生活や実務に役立つ計算サイト』

〇太陽高度(一日の変化)

http://keisan.casio.jp/exec/system/1185781259



無料で入手可能な日当たりシミュレーションソフト


各社から日当たりのシミュレーションが可能なソフトが提供されていますので、ご紹介します。

一部、商用利用不可のものありますので、建築のプロの方で営業用として使用を考えている方はご注意ください。



『VELUX Daylight Visualizer』

URL: http://www.velux.co.jp/professional/architects/daylight-visualizer

日当たりシミュレーションソフト『VELUX Daylight Visualizer』サイトトップ画像

『VELUX Daylight Visualizer』Webサイトトップ画像


日本ベルックス株式会社 が提供しています、採光シミュレーションソフト『VELUX Daylight Visualizer』の日本語版です。


シンプルな操作で日当たりのシミュレーションが可能ですが、パラメーター設定や室内のオブジェクト、周辺建物など非常に細かく再現できます。

また、画像も本物のようなビジュアルになるため、実際の建てる家と非常に近いイメージを持てます。


どちらかといえば、建築のプロ向けのソフトですが、操作自体は比較的簡単なため、一般の方でも試してみることはできます。


『日当り君(住宅性能診断士ホームズ君)』

URL: http://www.homeskun.com/homes/products/hm_hiatari.html

日当たりシミュレーションソフト『住宅性能診断士ホームズ君「日当り君』サイトトップ画像

『日当り君』Webサイトトップ画像


株式会社インテグラル が提供しています、日当たり診断フリーソフト『日当り君』です。


こちらは、住宅診断のためのソフト『ホームズ君』の日当たりに関するシミュレーションの一部を抜き出して無料で提供しているソフトです。

一部機能歯科使えませんが、その分非常にシンプルな操作で簡単に日当たりに関する知見が得られます。


『SketchUp』(試用期間30日)

URL: https://www.sketchup.com/ja

日当たりシミュレーションソフト『SketchUp』サイトトップ画像

『SketchUp』Webサイトトップ画像 


Trimble inc. が提供しています、建築デザインの3D描画ツール『SketchUp』です。


基本的に有料ソフトですが、30日間の試用期間であれば無料で使用可能です。

商用の利用は禁止されていますので、自分で住宅を考える場合などのみの使用に限られます。


日当たり以外にも、建築のプロやデザイナーも使用しているソフトですので、住宅イメージを考える際の参考にしてみるといった使い方ができます。



鋼鈑商事の明るさシミュレーション技術


鋼鈑商事の光ダクト「どこでも光窓」の導入にあたっても、シミュレーションを用いて事前に明るさの解析を行う場合があります。

光ダクトだけでなく、通常の窓や天窓、ライトシェルフなどの形状、吹き抜け空間や床面の照度など、様々な建築に応用できるシミュレーションの技術を利用しています。


>>「東洋鋼鈑の明るさシミュレーション技術」についてはこちら


日当たりを含めた建築前の明るさに関しても、お気軽のご相談ください。



まとめ


全ての住宅に日当たりのシミュレーションが必要となるわけではありませんが、住宅のイメージ画像だけで判断すると、建ててしまった後に日当たりで問題になるケースもあります。


シミュレーションソフトまでは使う必要がなくても、冬場の太陽高度で、周辺建物の影になるかどうかだけでも判断すると、日当たりについて問題は起きにくくなります。

一度、日当たりについても検討してみてはいかがでしょうか。


>>光ダクトの活用ノウハウ:自作可能? メーカーが教える光ダクトの材質と構造

>>光ダクトの活用ノウハウ:吹き抜け設計時の明るさシミュレーション



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