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庇(ひさし)とは? 設置するメリットと注意点を解説


建物についている庇(ひさし)を見て、「なんでつけるの?」と、疑問に思ったことはありませんか?


実は、庇(ひさし)の設置には、大きなメリットがあるのです。


庇(ひさし)に関する基礎的な内容と設置によるメリット、そして、設置時の注意点について解説します。


目次[非表示]

  1. 1.庇(ひさし)に関する基礎知識
    1. 1.1.庇(ひさし)とは?
    2. 1.2.庇(ひさし)の種類
      1. 1.2.1.・陸庇(ろくひさし)
      2. 1.2.2.・腕木庇(うできひさし)
    3. 1.3.庇(ひさし)の材質
      1. 1.3.1.・アルミニウム
      2. 1.3.2.・ポリカーボネート(+金属)
      3. 1.3.3.・ガラス(+金属)
      4. 1.3.4.・木材+金属屋根材
  2. 2.庇(ひさし)を設置する3つのメリット
    1. 2.1.日差しを遮り、暑さをやわらげる
    2. 2.2.雨から濡れるのを防ぐ
    3. 2.3.窓際の外壁が汚れるのを防ぐ
  3. 3.庇(ひさし)を設置するときの注意点
    1. 3.1.新築時での設置で雨漏りリスクを低減
    2. 3.2.東向き、西向きの窓はすだれで一工夫
    3. 3.3.隣家に近い窓は十分に検討
  4. 4.まとめ



庇(ひさし)に関する基礎知識


窓に設置する庇(ひさし)の画像


庇(ひさし)とは?

庇(ひさし)とは、窓や出入り口などの上部に壁から突き出すように取り付けられた、小さな屋根のことです。読み方は、ひさし、です。小庇(こびさし)や霧除け(きりよけ)とも呼ばれます。

建物の屋根が外壁より突き出ている部分を指す、軒(のき)と区別して用いられます。


庇(ひさし)の種類

庇(ひさし)は、以下の2種類に分類されます。


・陸庇(ろくひさし)

モルタル壁やサイディングといった外壁に取り付けられる庇(ひさし)のことです。取付けやすく安価なことから、最近の住宅において庇(ひさし)といえば、陸庇(ろくひさし)を指します。


・腕木庇(うできひさし)

住宅の柱から持ち出した腕木(うでき)と桁(けた)によって作る庇(ひさし)のことです。日本家屋などの伝統建築で見られる庇(ひさし)です。


庇(ひさし)の材質

庇(ひさし)の材質は、主に以下の4種類です。


・アルミニウム

軽量で錆びにくいアルミニウムは、庇(ひさし)の素材としてもっとも一般的です。

強度もあるため、製品の部材はほぼアルミニウムのみで作られています。


・ポリカーボネート(+金属)

軽量で劣化しにくいポリカーボネートも、庇(ひさし)としてよく利用されます。

ポリカーボネートには、アルミニウムと違って透明であり、庇(ひさし)の下でも暗くなりにくいという特徴があります。強度は金属に劣るため、取付け部材や補強材には金属が用いられます。


・ガラス(+金属)

耐久性が極めて高く、デザイン性も良いため、ガラスも良く庇(ひさし)として用いられます。

ガラスは重いため、取付けには金属部材を使用します。


・木材+金属屋根材

既製品を用いない場合には、木材で庇(ひさし)の構造を組み、耐久性があるアルミやガルバリウム鋼鈑などを加工して貼ります。

既製品と違って造作の手間はかかりますが、屋根とデザインを合わせることができるため、一体感のある仕上がりになります。



庇(ひさし)を設置する3つのメリット


入口に設置する庇(ひさし)の画像


日差しを遮り、暑さをやわらげる

庇(ひさし)を窓の上部に設置することで、日差しを遮り、太陽の直射光が窓に入ることを防ぐ効果があります。

特に太陽高度の高い夏は、外気温に加えて日差しが入ることでお部屋が暑くなってしまいます。

夏の暑さをやわらげると、冷房費の削減にもつながりますので、大きなメリットとなります。


雨から濡れるのを防ぐ

庇(ひさし)には、雨を防ぐことができるというメリットもあります。

窓の上部に庇(ひさし)を設けることで、雨が窓から室内へ吹き込むのを防ぐことができます。

また、玄関に設置した庇(ひさし)の下では、傘をさしたり、付着した雨粒を払ったりするスペースとして利用できて便利です。


窓際の外壁が汚れるのを防ぐ

庇(ひさし)には、外壁が汚れるのを防ぐ効果もあります。

窓に直接雨が当たると、窓にたまったほこりなどが雨で外壁をつたって流れます。その部分が外壁の汚れとなってしまいます。

庇(ひさし)があると、窓に直接雨が当たりにくくなり、外壁が汚れにくくなるのです。

長期的にみると、外壁のメンテナンスが減り、住宅を維持するための費用が低減されるというメリットとなります。



庇(ひさし)を設置するときの注意点


注意点のイメージ画像


庇(ひさし)の設置によるメリットを十分に生かすために、設置するときの注意点をお教えします。


新築時での設置で雨漏りリスクを低減

庇(ひさし)自体は、新築とリフォーム、どちらでも設置は可能です。

ですが、どの種類の庇(ひさし)も外壁や構造などにビスやくぎで固定しなければなりません。


新築であれば問題はありませんが、リフォームの場合、十分な防水処理を行っても雨漏りの原因となる可能性があります。

さらに、新築時に加入する保険は、リフォームを行った部分に関しては対象外となりますので、新たに保険に入る必要が生じるため費用が余計にかかります。


雨漏りのリスクや費用を抑えるためには、新築時での設置をお勧めします。


東向き、西向きの窓はすだれで一工夫

庇(ひさし)によるメリットの一つである日差しを遮る効果は、太陽高度が高いほど効果的ですが、逆言えば太陽高度の低い場合には効果はありません。


暑くなる夏場、朝日を受ける東向きの窓や夕日を受ける西向きの窓は、庇(ひさし)を設置しても日差しを十分に遮ることができません。

そこで、庇(ひさし)にすだれを取り付ける箇所を設けておくことで、日差しの強いときにはすだれをかけ、日差しを遮る効果を補うことができます。


隣家に近い窓は十分に検討

隣家に近い窓では、庇(ひさし)によってトラブルになる場合もあります。

隣地境界線付近まで庇(ひさし)が伸びている場合、雨が庇(ひさし)をつたって隣家に流れたり、隣家の開閉する窓や住宅設備に当たったり、歩行の際の邪魔になることもあります。


隣家に近い壁は、雨や日差しも入りにくいですので、効果があるかを良く考えてから設置を検討しましょう。



まとめ


〇庇(ひさし)とは、窓や出入り口などの上部に壁から突き出した小さな屋根のこと。

〇庇(ひさし)設置のメリット

 ・日差しを遮り、暑さをやわらげる

 ・雨から濡れるのを防ぐ

 ・窓際の外壁が汚れるのを防ぐ

〇庇(ひさし)設置時の注意点

 ・新築時での設置で雨漏りリスクを低減

 ・東向き、西向きの窓はすだれで一工夫

 ・隣家に近い窓は十分に検討


以上のことを考慮して、庇(ひさし)の設置を検討してみてください。



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