どこでも光窓について
どこでも光窓のメリット
自然光ならではの明るさ
近年の研究から、人が健康的な生活を送るためには、太陽の光が必要不可欠であることがわかってきました。
例えば、人間の生体リズム。私たちの体は、太陽の光を浴びることで、そのリズムを地球の自転の周期(24時間)に合わせ、整える力を持っています。逆に、日の光が入らない室内で不規則な生活をしていると、生体リズムが乱れて健康にも悪影響を及ぼします。
また、体の健康だけではなく心の健康という面からも、太陽光は私たちに影響を与えます。人工照明環境で学習している時よりも、自然光に近い波長の光源で学習しているときの方が、子供の集中力が上がり、学習効果も高いという研究結果があります。
人工照明にはない明るさや色味、また自然なゆらぎを持ち、一日の時間帯や天気によっても変化する太陽光。その豊かな恵みを生かし、すこやかで潤いのある環境づくりをお手伝いします。
より自由な間取りを実現
住宅を建てる際、土地購入から検討する方が多いですが、土地の面積や形状、隣地の建物や周辺の立地環境などをすべて満足することは非常に困難です。
例えば、日当たりのよい方角とされる南面に隣地の建物が接している場合、日当たりのよいリビングを作りたいと考えたときには住宅プランが限られてしまいます。
また、住宅の北側に面した部屋や家の中廊下など窓の取れない箇所は光が入りにくく、暗い空間となってしまいます。
「どこでも光窓」は、直接明るい窓が取れない部屋にも、自然光を取り入れることができます。それにより、従来設計では暗くなるためにできなかった間取りの設計が可能となり、家づくりの自由度を広げることができます。
メンテナンスフリーでエコな生活
「どこでも光窓」は、屋外の自然光を取り込み、光ダクトによる光の反射を利用した自然採光システムです。電気まったく使わないため、照明電力は必要ありません。
また、光ダクトの中は密閉構造となっていますので埃や材料劣化による交換が必要ありません。採光部の窓ガラスは汚れたり劣化したりする可能性はありますが、光ダクト本体はメンテナンスの必要もなく、維持費もかかりません。
さらに、採光部と放光部に空気が密閉されている光ダクトが挟まれているため、部屋と屋外との断熱性が高い構造になっています。そのため冷暖房費も抑えられます。
「どこでも光窓」は省エネをサポートし、人にも環境にも優しい暮らしを実現します。