製品内容
内張り光ダクトはこのような場合におすすめ
暗い天窓をリフォームする場合
天窓から入った光は、下がり壁に当たることで減衰していきますが、下がり壁が長くなることで減衰量が大きくなり、暗くなってしまいます。
内張り光ダクトにすることで、下がり壁による減衰を抑え、光を効率よく使い、お部屋を明るくすることができます。
下がり壁にはすでに下地があるため、壁に複合板を貼ることで簡単に光ダクトを形成できます。
光ダクトが大面積の場合
金属板で大面積のダクトに加工する場合、形状を保持するために補強材などが必要になります。
また、加工品自体が大変大きくなるため、輸送費が割高になってしまいます。
内張り光ダクトは、各複合板が壁に貼り付けられているために補強が不要となり、輸送費がダクトサイズで変わることもありません。
ダクトスペースを十分に確保できない場合
ダクト加工品は、部材同士を接続するための外周部の突起が必要になりますので、実際のダクトのサイズは、ダクトスペースに対して小さくなります。
そのため、ダクトスペースが十分に確保できない場合には、要求される光量が得られないこともあります。
内張り光ダクトは、ダクトスペースを最大限利用できるため、同じダクトスペースの大きさで比較すると通常の光ダクトよりも明るくなるのです。
内張り光ダクトの施工の流れ
1. 採光部となる窓や天窓を設置
光ダクト設置個所の設計に基づいて、採光部となる天窓や窓を建築工事で設置します。
※窓や天窓は「どこでも光窓」製品には含まれません。
2. 壁下地を組み、ダクトスペースを形成
通常の間仕切りと同様に、壁下地を組んで石膏ボード等を貼ります。
※計画や工事状況によって、施工しにくくなる場合は、複合板の貼り付けと並行して行ってください。
3. 複合板を割付・裁断して、貼り付け
複合板を内装ボードのように両面テープと接着剤等で落下しないように貼ります。
※光ダクトの内部が見えないようであれば、下地ボードに下穴をあけて直接ビス止めも可能です。
4. 放光部となる仕上材を設置
光ダクトと天井の取り合いを決め、放光部となる仕上げ材を設置します。
※放光部仕上材の材質は内装に合わせてご検討ください。弊社指定の乳半アクリル板はご提供可能です。