皆さん、こんにちは。
本格的に暑くなってきましたね。
都内でも6日連続で30℃を越えるなか、7月10日の午前中に、ある2階建て賃貸住宅のリフォームの現場で、光ダクト施工のお手伝いをしてきましたのでレポートします。
耐震補強を兼ねたリフォームなので、耐震姓を高めるために壁を増やすのですが、その分窓が少なくなります。
住宅密集地区であるため1階が暗い環境だったので、住んでいただく方に「もっと明るくて快適なお部屋で生活していただきたい!」という、大家さんの思いで光ダクトの採用となりました。
さて、現場に届いていた光ダクトはこのような感じです。 ↓ 今回は2か所設置します。
ゴミが入らないように養生しています。
上に乗っかっている黒いものがパッキン、あとは接続用のボルト・ナットです。
屋根に設置した天窓です。ここから1Fの天井まで光ダクトを通して、自然光を導きます。
2階の床の開口です。
今回は下から積んでいきました。フランジ部分に振れ止めを入れて支持しています。
採光部から2ピース分を下で組んで上げようとしましたが、天井懐が意外と狭く断念。最終的に一個ずつ下から積む形で納まりました。
天窓の設置位置と2階、1階の光ダクトが通せる位置がずれているため、天井裏でダクトを曲げています。
天窓の下に来る最後のピースを入れるのが一番苦労しました。
しかも、今日は天気が良かったので天井裏がめちゃくちゃ熱い!大工さんも作業は20分が限界、曇りの日だったら良かったのにね・・・と。
真夏の施工は大変ですね。大工さんには頭が上がりません。
バッチリ光が出ています。
天井面を仕上げて、最終的に天井に乳白色のアクリル板を入れてもらいます。
もう1カ所は単純なまっすぐのダクトだったので、設置自体はすぐに終わりました。
床の開口が少し小さかったため、広げてもらいました。こちらは洗面所に自然光を届けています。
大工さんがいろいろと現場で調整していただいたおかげで、多少苦労した部分はありますが、2時間程度で2カ所とも設置が完了しました。
仕上がりが楽しみです。完成したらまた事例としてご紹介します。
今後も施工のレポートをしていきますのでご期待ください。
しかし暑かった。皆さんも熱中症にはお気を付けください。