皆さん、こんにちは。
本日は、「どこでも光窓」パートナー工務店である、宇都宮の株式会社ハッピーハウジング 様へ訪問して情報交換を行ってきました。
宇都宮の工務店 ハッピーハウジング
株式会社ハッピーハウジングは、「パッシブデザイン」をコンセプトにした自然と調和する家づくりを提案する、栃木県宇都宮の工務店です。断熱性・気密性を重視した快適な家づくりを行っています。
詳しくは ハッピーハウジング様ホームページへ
2016年12月に「どこでも光窓」パートナー工務店となっていただきました。
「どこでも光窓」も施工実績も栃木県内で宇都宮市を中心に、すでに3件採用いただいています。内訳は、注文住宅の新築が2件、リフォームで1件です。
「どこでも光窓」設置事例
宇都宮の工務店ハッピーハウジング様に施工していただいた「どこでも光窓」を採用事例をご紹介します。
栃木県さくら市 新築
2017年栃木県さくら市での新築工事案件です。
間取り上、住宅の中央に位置するキッチンに採光箇所がなく、暗くなってしまうことを懸念して光ダクトを採用していただきました。
光ダクトの採光部の写真です。東側に面した窓から、光を取り込んでいます。窓の内側にぼんやりとダクトが見えています。
光ダクト全体の様子です。
もともと採光部の窓が吹き抜けの上部に配置された構造でしたが、吹き抜け上部にある窓では、下がり壁の下まで光を届けることができませんでした。
そこで、光ダクトで1F天井まで放光する位置を下げ、1Fを明るくするというコンセプトで設計しています。
光ダクトは隠さず、柱のように壁に這わせるように配置しています。
光ダクトとその下の照射空間の様子です。
この日はあいにくの曇り空でしたが、ぼんやりと光っている様子が見られます。
また天井面と手前側の2面が放光するようにしています。
これは、写真手前側にも光を届けたいという、ハッピーハウジング 社長 徳澄様の意見を採用しました。乳半アクリルを曲げたL字の板を使い、きれいに仕上げています。
こういったディテールは、注文住宅を設計している工務店ならではのアイデアです。メーカーの我々にはなかなか発想しにくいので、大変勉強になりました。
「どこでも光窓」に関するご意見など
宇都宮の工務店 ハッピーハウジングの社長である徳澄様と情報交換をさせていただき、「どこでも光窓」に関するご意見を伺いました。
特に宇都宮市周辺では、某自動車メーカー関連企業で働いている人が多いためか、技術的なこだわりが強いお客様が多い印象だそうです。
ハウスメーカーでは満足できないようなお客様がよく来るとのことで、そういったこだわりの強いお客様には、「どこでも光窓」のような技術的におもしろい製品への受けが良いとのこと。
また、最近では断熱性の高い住宅にすることが多く、窓も小さく減らす方向であるため、工務店としても天窓は使いたくないので、壁から、窓に面していない奥の部屋に光を届ける使い方はおもしろい、と言っていただけました。
また「どこでも光窓 スリム」についても紹介し、ご意見をうかがったところ、今まで使いづらかった住宅でも使える機会は増えそうな印象を受けた、とのことでした。
徳澄社長、非常に貴重なご意見、ありがとうございました。今後の参考にさせていただきます。
「どこでも光窓」の営業で全国を回りますが、住宅の要望は地域性で結構違いが出ます。
そういった地域でそこに住むお施主様のご要望をうかがう機会の多い工務店様からのご意見を聞き、今後も「どこでも光窓」をより使いやすい形に開発していきたいと思います。