皆さん、こんにちは。
前回から、本ブログにて光ダクトを設置する実邸の建築計画についてご紹介しています。
2回目となる今回は、10月5日に無事終わりました「上棟」について、上棟時の様子をご紹介したいと思います。
天候は良くありませんでしたが、撮影してきました。
トップの画像は、上棟日の午後3時ころに見学した写真です。
旗竿地ということでクレーンを利用しにくいため、大工さん数人で棟上げをしたとのことですが、非常に早くて驚きました。
現在は、構造材のプレカットがしっかりとしているため、棟上げを1日でスムーズに終わることが多いそうです。
下の写真は、東側外部足場の様子です。
今回は境界から約1m離れていて足場も建てられましたが、住宅が密集する地域では設計段階から工夫しないと家立てにくくなります。
土地価格の安い旗竿地ですが、このような工事の困難さも費用に影響する可能性もありますので注意する必要があります。
下図は、西側に面したリビングの上棟時の様子です。吹き抜けの構造となっているため、2階の床板も敷かれていません。
吹き抜けの構造を作るために、西側に梁成の大きな構造材を使用していることがわかります。
下図は、光ダクト設置位置の上棟時です。
屋根部分に、1m×1m程度の開口を有するトップライトが設置されます。
その下の空間に光ダクトを設置しますが、今回はほぼ畳一枚分の広さとなる非常に大きな光ダクトを作ります。
そのため、ダクト成形品の設置ではなく、柱にボードとして貼り、建築構造としての光ダクトを作る予定です。
雨が降ってきたので、残念ながら野地板を貼る工程まで行けず、ブルーシートをかけました。
下図は、この日行われました上棟式の様子です。
雨天の中での工事となりましたが、無事上棟も行われ、簡易的な上棟式が行われました。
本光ダクトモデルハウスの建設会社となる真柄工務店様の社長と大工さん、設計を担当しています若原アトリエ様も参加して行われました。
これから、工事が進んでいきます。
今回はあまりご紹介できませんでしたが、コンセプトのひとつである「そらどまの家」について、構造や設備を見学するイベントもエコハウス研究会主催で開催予定です。
もちろん、光ダクトの設置工事などについても写真でご紹介していきます。