日陰がちな住宅でも安心|部屋干しの臭い・乾かない悩みを解決する方法
- 鋼鈑商事株式会社 建材事業部

- 2017年7月27日
- 読了時間: 5分
更新日:4月7日
「天気が良いのに洗濯物を外に干せない」
「部屋干しすると、なかなか乾かず臭いが気になる」
住宅密集地や日当たりの悪い住環境では、部屋干しが当たり前になりつつあります。
ですが、正しい方法を知らないまま干していると、生乾き臭や湿気のこもりといったストレスを感じやすくなります。
この記事では、日陰がちな住宅でも快適に洗濯物を部屋干しするための方法を、原因と対策に分けてわかりやすく解説します。
【目次】 (クリックして展開)
なぜ部屋干しが増えているのか?日当たりが悪い住宅の現状
近年、次のような理由から部屋干しを選ぶ方が増えています。
住宅密集地で日中でも日陰になりやすい
北向きの部屋や建物の中央部で日差しが入りにくい
花粉・黄砂・PM2.5の付着が気になる
外から洗濯物が見えることへの防犯・プライバシー対策
このように、「外干しできない=雨の日」というわけではなく、天気に関係なく部屋干しが必要な住宅環境が増えているのです。
日当たりが悪い家の原因は一つではありません。
周囲の建物や土地条件、間取りや住んでからの変化など、状況によって考え方が異なります。
(原因別に詳しい解説ページをまとめてご案内しています)
部屋干しで起こりやすい3つの問題

① 部屋干しの臭いの原因は「乾くまでの時間」
部屋干し特有の生乾き臭は、洗濯物に残った雑菌が増殖することで発生します。ポイントは、日光が当たらないこと自体が臭いの原因ではないという点です。
洗濯物が長時間湿ったまま
風が当たらず湿気が逃げない
このような状態が続くと、菌が増えやすくなり臭いが発生します。
部屋干しによる臭いは、日当たりの良し悪しだけで決まるものではありません。実は「光」と「湿気」の関係を正しく理解することが重要です。
▶︎ 関連記事:お部屋の日当たりの悪さとカビ発生の関係とは
② 乾かない理由は「風」と「温度」が不足しているから
洗濯物が乾くためには、
水分を蒸発させる温度
蒸発した水分を運ぶ風
が必要です。
天日干しは、太陽の熱と自然の風によってこの条件が整いやすいため早く乾きます。一方、部屋干しでは風と温度が不足しやすく、乾燥に時間がかかる傾向があります。
③ 湿気がこもると洗濯物も住宅も傷みやすい
部屋干しによって室内に湿気がたまると、洗濯物が乾きにくくなるだけでなく、
カビや結露の発生
ダニの増加
住環境の不快感
といった問題にもつながります。洗濯物のためだけでなく、住まい全体の快適性を保つ視点も重要です。
部屋干しの臭いを防ぐ方法|今日からできる基本対策

洗濯時にできる臭い対策
生乾き臭を防ぐためには、洗濯の段階でできることもあります。
除菌・抗菌効果のある洗剤を選ぶ
洗濯槽を定期的に清掃する
洗濯後はできるだけ早く干す
特別な道具を使わなくても、菌を増やさない意識が臭い対策の第一歩です。
干し方を工夫して乾燥時間を短くする
干し方を少し変えるだけでも、乾きやすさは大きく改善します。
洗濯物の間隔をあける
厚手のものは外側、薄手のものは内側に配置
空気の通り道を意識する
「きれいに並べる」よりも、風が流れる配置を意識することが大切です。
部屋干しを早く乾かすコツ|風と温度を上手に使う

風を当てて湿気を逃がす
風を当てることで、洗濯物の周囲にたまった湿気を効率よく逃がせます。
扇風機やサーキュレーターを使用
エアコンの送風機能を活用
強風でなくても、空気が動けば十分
洗濯物全体に風が行き渡るよう、首振り機能を使うのもおすすめです。
室温を少し上げると乾燥しやすくなる
温度が高いほど水分は蒸発しやすくなります。
冬場は暖房と併用
梅雨時は除湿と組み合わせる
無理に高温にする必要はなく、適度な室温調整で十分効果があります。
室内に湿気をためないためのポイント

換気で湿気の出口を確保する
部屋干しでは、湿気を外へ排出する仕組みが欠かせません。
換気扇を回す
窓や給気口を少し開ける
排気だけでなく、空気の入口と出口を作ることが重要です。
除湿機・エアコン除湿の活用
雨の日や湿度が高い時期には、
除湿機
エアコンの除湿運転
を併用すると、乾燥効率が大幅に向上します。特に、狭い空間ほど効果を感じやすくなります。
新聞紙など吸湿素材は補助的に使う
新聞紙や紙製品は湿気を吸いやすい素材ですが、効果は限定的です。
あくまで補助的な対策として利用するとよいでしょう。
日当たりが悪くても、工夫次第で洗濯環境は大きく改善できます。さらに、住まいそのものに自然光を取り入れることで、日中の明るさや快適性を根本から見直すことも可能です。
まとめ|日当たりが悪くても、快適な部屋干しはできる
部屋干しを成功させるポイントは、次の3つです。
乾くまでの時間を短くする
風を動かす
湿気を外へ逃がす
日当たりが悪いからといって、部屋干しが不快になるとは限りません。できることから一つずつ試して、洗濯のストレスを減らし、快適な住環境を整えていきましょう。
































































