どこでも光窓 導入事例
「どこでも光窓」は導入実績100件以上!
リノベーションで、部屋数を増やして明るくしたい。「どこでも光窓」が自由な設計を可能に。
東京都 M様邸 改築工事
木造住宅のリノベーション。南側にサンルームを設け、屋根にトップライトを設置。トップライトの半分はそのまま室内に導き、残りの半分は光ダクトで光を誘導して、奥の2部屋に明かりを供給しました。
設計/ken-ken inc., 河辺 近 施工/㈱アイディーエム
部屋数を増やして、明るくしたい。光ダクトが自由な設計を可能にしてくれました。
ーリフォームを考えた理由はなんですか?
この家は築19年。
以前は1階に両親が住んでいて、私たちは2階に住んでいました。
家族構成が変わり、私たちは1階に住むことになったんですが、私たち4人家族に対し、1階は部屋数が足りませんでした。
しかも1階は部屋まで光が届いていないので、部屋数を増やし、かつ明るくしたいと思い、リフォームを考えました。
元々2間だった部屋を3部屋にリフォームしたんですが、光ダクトの明かりが無ければ一番奥の部屋は真っ暗ですよ。
光ダクトによって、設計の自由度高まり、住めるような環境になりました。
ーリフォームに際し、様々なリフォーム会社に相談したと聞きましたが。
そうなんです。部屋を明るくして、3部屋にしたいという希望があり、この家を建てたハウスメーカーやリフォーム会社に相談しました。
しかし、ハウスメーカーでは色々な制約が多くて、コスト面を考えるととても現実的ではありませんでした。
リフォーム会社に話をしても「あれができない、これは難しい」と言われ、理想を叶えるのは無理なのかなと思いました。
そんな時に、今回、設計を担当してくれた建築家の河辺様を紹介されて、光ダクトを採用したプランをご提案いただいたんです。
ハウスメーカーやリフォーム会社では考えられなかった、ゼロベースでの提案が非常に良かったですね。光ダクトが無ければ、今のような間取りは実現できなかったでしょうし、もしかしたら、「暗いのは仕方ないな・・・」と、妥協したリフォームになっていたかもしれないと思うと、本当に感謝しています。
明るさだけでなく、住み心地にも満足しています。
—設計の提案はいかがでしたか?
どこから採光するかという点において、いくつかご提案をいただきました。
玄関上のトップライトからとか、西側からとか、3つくらい提案をいただいた中で、これがいいと決めたのが南側のサンルームから採光する案です。
2〜3年前に外壁を塗り直したばかりですので、窓を動かすなど、外装は触らないでと要望していました。
そこで、もともと土間だった部分をサンルームにし、ここから真南の光をドンと受けて、奥まで光を届けるようにしたんです。
—逆に光ダクトで気になる部分はありましたか?
これだけ明かりが入りますので、反射も大きく、夏は暑くなるんじゃないかなと懸念しました。
ところが、光ダクトを開発した東洋鋼鈑さんに伺うと、過去、光ダクトを採用した方から「暑い」と言われたことはないと聞き、また東洋鋼鈑さんのショールームでの測定結果を見ても、光ダクトによって部屋温度が上昇するということはなかったので安心しました。
光ダクトの照射窓は、従来の窓よりも小さいので、熱不可になることがないようですね。
一応、光ダクトの部分に断熱材を入れてくださいとお願いしましたし…。
また、外装はそのままで…と依頼しましたので、採光部分は内側に設置されています。
これが断熱にも効果的で、外に張り出すように設置するとダクトが外の熱を引き込んでしまう可能性もあったようです。
デザインにこだわった部分が、結果的に住みやすさにも繋がりました。
丁寧な造作やアイディアにも満足しています
—光ダクトの他に、今回のリフォームで気に入っているところはどこですか?
光ダクトの照射窓に遮光できるブラインドをつけたことも気に入っています。
ブラインドは和紙のような程よい透け具合で、ブラインドをしても真っ暗にはなりません。
開閉は電動ですが、実はここの電力は太陽光パネルで発電していますので、電気配線・工事の必要なく設置できたんですよ。
工事コストも抑えられて、とてもいいアイディアだったと思います。
あと、施工の造作なども丁寧で、本当に良くしてくださった満足しています。
—最後に、光ダクトを採用した家づくりを考える方へアドバイスをお願いします。
既存の建物で、今まで採光できなかったことが光ダクトのおかげで設計の自由度が増しました。
この立地では無理だからと諦めている人も検討する価値があると思います。
今回のリフォームで、暗い場所に明かりが戻ってきました。点数をつけるとしたら、もちろん100点満点に近いですよ。
建築家の河辺様より
新築であれば、設計時から採光を考えた間取りを考えられますが、リフォームはもともとの家のプランをいかしながら、使いやすい間取りに創り替えます。
柱や壁を自由にレイアウトできない分、希望通りの設計をするのはなかなか難しいですが、今回は光ダクトのおかげで自由に設計することができ、従来の設計プランをいかしながら、うまく希望を叶えられたと思います。
明かりと言うと、電気の照明などもありますが、自然光の明かりはとても柔らか。
肌ざわりとか、手ざわりとか、人が体感できる自然なものを取り入れることができ、私としても、とても満足度の高いリノベーションになりました。